好きな人は悲しみの二乗
reGretGirlの「ホワイトアウト」
この歌は去年すごい自分の中でブームが来て
今でも頭の中に時折前触れもなく流れる
でも決まって流れるのは
タイトルにあるこの歌詞の部分
「好きな人は悲しみの二乗」
この歌詞が心に引っかかってる。
理由は簡単
「どういう意味だ???」
前後の歌詞も一応記しておくと
前と同じ駐車場
喧嘩もしたし抱き合った日常
好きな人は悲しみの二乗
勝手に思ってたずっと一緒
この曲は失恋ソング
別れた彼女への未練なんかを歌ってる。
まあこの歌詞が頭に残ってるのは
この部分の脚韻が好きってのもあるけど。
さっきも課題しながら頭に流れたから
なんとなくこんなのを書いてみた。
特に書いたところで大きな閃きはなかった。
とにかくこの歌詞で考えるのは
結局「好きな人」ってのが何を指してるか。
悲しみが2つ掛けられたもの
それが「好きな人」ってのはいい意味?悪い意味?
でもさっきの超絶簡単な式見てて思ったけど
あの「悲しみ」が例えマイナスでもプラスでも
同じ要素二乗したら必ずプラスになるじゃん!
ってことはやっぱり「好きな人」は
プラスの性質を持つのか!
好きな人ってのは最強だって伝えたいのか
(多分違う)
さっきこの歌詞をググって見たら色んな考察を入れて解説してくれてるサイトがあった。
【ホワイトアウト/reGretGirl】歌詞の意味を考える!振られた瞬間の描写が超リアルなナンバー! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ここでは、二乗は「別れ」と「彼女の気移り」でダブルコンボでショックを受けてることって解説されてた。なるほど。万里ある。
二乗って言うからてっきりその掛けられた2つは同じものだと思ってたけど、同じ悲しみでも2種類の悲しみが掛け合わさってるんだね。
って書きながら今末恐ろしいことに気づいた。
自分はさっき
結局「悲しみ」の部分がマイナスの性質持とうがプラスの性質を持っていようが、二乗されたらプラスだから好きな人は最強...って書いたけど、こうとも取れる。
彼女は別れを選択した上に気移りまでした。
(気移りしたから別れを選択した、でもいい)
この2つの悲しみが掛け合わさった時に
好きな人が常にプラスの性質を持つってことは
彼女はその決断をして今プラスの状態にいる。
つまり振られた男は未練たらたらなのに対して
彼女はもう今とても幸せ。
あらやだ。1番悲しい歌詞じゃないの。
あの映画(ビフォアサンライズ)に出てきた言葉とも似てる。
「別れで1番辛いことはなんだと思う?
相手を思う心が足りなかったと悔やむこと。
でも相手は自分を思ってなどないんだ。
別れを悲しむどころかこれでサッパリしたと思ってる。」
まあ解釈なんて人それぞれだし
この歌詞が本当にここまで意図して作られたかどうかなんて分かんないけど
あの説(彼女は今プラスの状態説)が頭に思い浮かんだ瞬間はまさに
頭がホワイトアウトって感じでした。
いや、もしかしてみんなは何も考えず聴きながら当たり前のようににこの結論に至ってたとか...?
自分のバカさは底知れないからな。
ちなみにいい曲なんで是非気になった人は!
reGretGirl 「ホワイトアウト」 MV - YouTube