バタフライ効果
バタフライ効果(butterfly effect)
個人的に凄い好きで自分の考えに影響与えてる理論
由来は、気象学者のエドワード・ローレンツさんの講演の題目「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を起こすか」から来てたはず。
細かい文言は間違っててもご愛嬌で。
簡単に説明すると、どんな些細なことでも、それが巡り巡って大きなことを引き起こす、大きな影響を与える、って感じ。
よくこんなこと考える
「自分の過去の、たった1秒でも変えたら、今の自分は全然違った生活してるだろうな」
って。
厨二病みたいに思う人もいるかもしれないけど
それを実感することが何回も起きてる。
自分は元々高3の秋くらいまで英語が1番苦手で1番嫌いだった。夏休みの時に夏期講習通って少し出来るようになったかなって程度。それまでは本当に捻くれてて「“hot”と“dog”がくっついたらなんで食べ物になるんだよ」とか思ってたレベル。
それでも高校は「国際教養科」ってとこに入った。
願書の締め切り2.3週間前までそんな学科のこと全く調べたこともなかった。だって苦手だったし。
じゃあ何でまずその存在知ったかっていうと
その時(確か12月か1月?)隣の席だった好きな子の返却された模試の結果が一瞬見えて、そこに「英語科」って書いてあったから。
自分恥ずかしながら、好きな人できたらほんとゾッコンになっちゃうタイプ。だからその人が「英語科」なんてもの受けてるって知って、その存在が凄い気になって調べてみた。それで興味持ってそれまで一度も志望校に入れてなかった高校を第一志望にした。なんなら第二志望も国際系の学科。
だからあの時、ほんの1秒過去が変わってあの模試の結果が見えてなかったら、高校は100%違うところに通ってた。そうなったら多分大学も違うところに通ってたと思う。
もう一個似たような話でよく思う事がある。
大学入って、凄い仲のいい友達が出来た。
自分友達少ないから、本当にその人と仲良くなれてよかったなーって時折思うんだけど、その人と仲良くなったキッカケ、話すようになったキッカケは、「電車降りた時に偶然目があったから」なんだよね。
それまでほとんど話した事なかったし学校ですれ違っても多分当たり前のように通り過ぎるような感じ。
けどなぜかその時目が合って、なぜか会釈して、なぜかそこで話しかけた。
それ以来話せるようになって数少ない友達になった。
もしあの時その電車に乗ってなかったら...
もしあの時違う車両に乗ってたら...
もしあの時そこに視線向けてなかったら...
って考えると、本当にその人と仲良くなれたのは凄い偶然が重なってるなって思う。
多分人との出会いはみんな偶然なんだろうけど。
これに関しては本当その瞬間がなければ今も絶対関わってないから人生って怖い。
こんな感じで、今は自分にとって思いつく限りの「重大な一瞬」を挙げてみたけど、日常にはこんな一瞬が散らばってるんだろなと思う。
高校の卒業式の答辞でもこのバタフライエフェクトについて触れた。
バタフライエフェクトについて簡潔に説明した後に
「この学校には、私の事を知らない人も、私が知らない人も沢山いると思います。しかし、ここにいる誰か一人でも欠けていたら、今の私は居ないと、そう信じています。私は、今の自分を少し誇らしく思えるようになりましたが、そう思えるのも、ここにいる皆さん一人一人のおかげだと、そう信じています。自分の存在も皆さんにいい影響を与える事ができていると幸いです。」
みたいな事を確か話した。久々に思い出したけど案外覚えてるもんだね。稚拙さは気にしない。
っていうこの理論を題材にした映画もあるよ
というかこの映画でこの理論知った。
ちょっと複雑だけど、凄い良作だから
気になった人は是非。
※2と3もあるけど1以外は評価すこぶる悪いから間違えて2とか3見ないように!!!
なんかいつもより真面目1割り増しだけど
何が言いたいかって言うと
こんな自分に少しでも関わってくれてる人
すべてに感謝してますってこと。
一瞬一瞬を大事にしていきたいな
一生に影響するような一瞬を
一瞬を大事にする前に
まずは一睡を大事にしなきゃ
もう世間では午前1時30分だ!!