2人の禅僧
こんな好きな話がある
どこで聞いたか分からないしタイトルも分からない
禅僧の話だから多分それ関係にあるはず。
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2人の禅僧が川を渡ろうとしてた時、
そこに1人の美しい女性がやってきた。
その女性も川を渡ろうとしてたけど
川の流れが速くて渡れない様子だった。
そこで年上の禅僧が
「よかったら向こう岸まで私が背負って行こうか。」
と提案した。
年上の禅僧はその女を背負い向こう岸まで運び
そこで女性はお礼を言って去っていった。
すると少し経ってもう1人の若い禅僧がこう言った。
「私はあなたを住職に報告します。あなたは女性の身体に触れてしまいました。」
年上の禅僧が
「私が何かしたと言うのかね。」
と言うと、若い禅僧が
「私たちは女性の身体に触れることは許されていません。あなたは女性を背負うという下品な行為をしました。」
と説明した。
年上の禅僧はこう言い返した。
「ああ、たしかにそんなことをした。ただ私は女性を川岸に置いてきたぞ。お前はまだ背負っているのか?」
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あいにくバカだから深いところまでは読み取れない
ただ、年上の禅僧の考え?が好きだなと
多分自分がその場に居たら、若い禅僧なら、同じような行動取ってる可能性の方が高い。
けど、なんだろな、年上の禅僧の言う通り、
そういうことを早く忘れることも大事だな
誰かに何か嫌なこととかされた時、
ずっと引きずるんじゃなくて
許せるような。
もちろんなにもかも許すのは違うと思う。
違うというか、難しいと思う。
まあ本気で怒ることなんて滅多にないから
あまり想像が出来ないけど。
今少し考えてみたけど
自分なら許すというよりは
開き直るかな。
ああ、こいつはそういう奴だ。
って。
人に迷惑かけたりする人を見たり
自分に迷惑かけられたりすると
注意するのもめんどくさいから
そのまま大人になっていつか痛い目見てください
とだけ願っておく。
自分はそういう奴だ。
禅僧とは程遠い。
なかなか最低な奴だな